空嘔(読み)からえずき

精選版 日本国語大辞典 「空嘔」の意味・読み・例文・類語

から‐えずき ‥ゑづき【空嘔】

〘名〙 (「から」は接頭語) 吐きけをもよおしながら、何も吐き出さないこと。からえたき。〔文明本節用集(室町中)〕
浮世草子世間娘容気(1717)四「食を見て嘔吐(カラヱヅキ)し、ぶらぶらをかしき病ひの容体

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