イタリア中部の古都で、大学の町ペルージャ(Perugia)の中心にある広場。古代ローマ以前のエトルリア時代から町の中心だったところで、広場の南に政庁舎になっている13~15世紀の建造物プリオリ宮(Palazzo dei Priori)、宮殿の左端に15世紀の建物コッレージョ・デル・カンビオ(Collegio del Cambio)、広場の北に大聖堂が建っていて、古都ペルージャを彷彿とさせる場所である。大聖堂の正面には、見事な彫刻の大噴水(Fontana Maggiore)、その先の聖堂の石段の上にあるユリウス3世のブロンズ像が広場を見下ろしている。もう一つの広場であるイタリア広場と、この広場を結ぶ通りが、ペルージャの目抜き通りコルソ・ヴァヌッチ(Corso Vannucci)になっている。◇1918年11月4日の第一次世界大戦の戦勝を記念して名づけられた。「グランデ広場」とも呼ばれる。