《1789年》(読み)せんななひゃくはちじゅうきゅうねん

世界大百科事典(旧版)内の《1789年》の言及

【太陽劇団】より

…第2回公演がさんざんの赤字で存続が危ぶまれたが,67年モンマルトルのサーカス小屋で上演したA.ウェスカー《調理場》が大当りし,翌68年に同じ場所で上演したシェークスピア《夏の夜の夢》の上演とともに,この劇団の名を有名にした。69年の《道化たちLes clowns》以後は,既成の戯曲を捨てて,コメディア・デラルテの伝統による俳優の即興演技と劇団員の集団創作による台本の上演を目ざし,70年パリ郊外バンセンヌの弾薬倉庫跡で上演した集団革命劇《1789年》では,5ヵ所に置かれた大道芝居を思わせる舞台が観客を取り囲み,フランス革命の民衆神話を基にしたカーニバル的祝祭空間がみごとに繰り広げられた。この上演は,72年の続編劇《1793年》とあわせて65万人の観客を動員した。…

※「《1789年》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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