世界大百科事典(旧版)内の《1902年級》の言及
【グレーザー】より
…ドイツの小説家。1928年に小説《1902年級》を発表し,L.レンの《戦争》,レマルクの《西部戦線異状なし》などと共に,ワイマール後期の反戦平和主義戦争文学の傑作として脚光を浴びた。ベッヒャー,キッシュ,ゼーガースと共に1930年,ハリコフでの第2回国際革命作家会議参加,33年ナチスによる焚書の厄にあって亡命,社会主義作家の一員と見なされたにもかかわらず,38年ナチス政権下のドイツに帰り,《国防軍戦線新聞》の主筆を務めた。…
※「《1902年級》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」