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21世紀新農政2007 21せいきしんのうせい2007/にじゅういっせいきしんのうせいにせんなな

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知恵蔵2015の解説

21世紀新農政2007

食料・農業・農村政策推進本部が2007年4月4日に決定した農政の戦略。05年3月25日に閣議決定された食料・農業・農村基本計画に対応。06年の「21世紀新農政2006」の進捗(しんちょく)状況と06年度以降特に顕著になったバイオエタノール生産の拡大による穀物価格の高騰といった環境条件の変化を踏まえている。「21世紀新農政2007」は、食と農についての新しい国家戦略、国内農業の体質強化、国民の視点に立った食料政策、資源・環境対策、農山漁村の活性化という5つの分野から構成されている。新しい国家戦略の中では食料調達の確保に対する危機意識を表明する一方で04年に2954億円だった日本産農産物の輸出を13年までに1兆円規模に増大させることを目標とした。また資源・環境対策として有機性廃棄物や資源作物によるバイオマス利活用の推進を強調していることが特徴。なお従来通りに、農地政策改革、食料供給コストの大幅縮減、農業におけるイノベーション知的財産の活用、食品安全にかかわるリスク分析の充実なども基本戦略として位置付けられている。

(池上甲一 近畿大学農学部教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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