ゆ‐しゅつ【輸出】
〘名〙 (「ゆ」は「輸」の
慣用音。
正音は「しゅ」)
① 物を外へ運び出すこと。
しゅ‐しゅつ【輸出】
※内地雑居未来之夢(1886)〈
坪内逍遙〉二「直に
印度綿を
御国に
輸入(しゅにう)し、盛に
金巾をば製出して、之を支那其他へ輸出
(シュシュツ)せん歟」
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デジタル大辞泉
「輸出」の意味・読み・例文・類語
ゆ‐しゅつ【輸出】
[名](スル)
1 自国の産物・技術などを外国に向けて送り出すこと。特に、自国の商品を外国へ売ること。「電気製品を輸出する」「プラント輸出」⇔輸入。
2 運び出すこと。
[類語]移出
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輸出
ゆしゅつ
export
自国で生産された商品を外国に販売すること。輸出の目的は、国民経済に必要な海外物資を入手するための外貨(輸入代金)の獲得である。また、輸出には経済成長を進める役割もあるので、各種の輸出奨励策がとられることが多い。
[秋山憲治]
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世界大百科事典内の輸出の言及
【貿易】より
…一般に国と国との間の商業取引をいう。ふつう商品の輸出および輸入からなるが,最近は運輸・旅客サービスだけでなく,電気通信サービス,金融・保険サービスや技術・情報サービス等も国境を越えて取引されるようになり,こうしたサービス貿易が注目されてきている。 もっとも国の概念が成立する前から,中国や地中海の文明圏を中心に,各地域の特産品を交換し合う交易は始まっていた。…
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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報