4-スチレンスルホン酸(読み)スチレンスルホンサン

化学辞典 第2版 「4-スチレンスルホン酸」の解説

4-スチレンスルホン酸
スチレンスルホンサン
4-styrenesulfonic acid

4-ethenylbenzenesulfonic acid.C8H8O3S(184.2).2-ブロモエチルベンゼンにクロロスルホン酸を作用させると得られる.4-(2-ブロモエチル)ベンゼンスルホニルクロリドをメタノール溶液中,水酸化カリウムで処理し,脱臭化水素および加水分解によりカリウム塩を得る.p-トルイジン塩として再結晶により精製することができる.p-トルイジン塩は融点182~183 ℃.カリウム塩はペルオキソ二硫酸カリウムのような触媒で重合し,高い交換容量をもつ陽イオン交換樹脂を生成する.また,種々の共重合用モノマーとして用いられる.[CAS 98-70-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む