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再結晶 さいけっしょうrecrystallization

翻訳|recrystallization

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

再結晶
さいけっしょう
recrystallization

(1) 溶解度の差を利用して結晶性の物質の純度を上げる方法の1つ。適当な条件で溶媒に物質を溶かし,温度を下げたり,溶媒を蒸発させたりして,目的とする物質の飽和濃度以上にすると初めの結晶よりも純度の高い結晶が析出する場合がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

さい‐けっしょう〔‐ケツシヤウ〕【再結晶】

結晶を溶かし、その溶液を再び結晶させること。結晶中の不純物が除かれるので物質の精製に利用される。

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百科事典マイペディアの解説

再結晶【さいけっしょう】

溶解度の差を利用して結晶性物質を精製すること。精製しようとする固体を適当な溶媒に溶かして高い温度で飽和溶液をつくり,これを徐々に冷却すると,温度差による溶解度の違いから溶質が再び結晶として析出し,少量の不純物は,目的とする成分と混晶錯化合物をつくらない限り,飽和に達しないまま溶液中に残る。
→関連項目分別結晶

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栄養・生化学辞典の解説

再結晶

 物質を精製する目的で溶液から結晶を作らせるが,それを繰り返して純度を上げること.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

さいけっしょう【再結晶 recrystallization】

溶解度の差を利用して結晶性物質を精製すること。すなわち精製しようとする固体を,適当な溶媒に加熱して溶かすか,あるいは濃縮して飽和溶液とし,これを徐々に冷却すると一般に溶質の溶解度が減少して再び結晶として析出してくる。この沈殿をろ過することによって,成分を結晶として精製することができる。溶液中に含まれる少量の不純物は目的とする成分と混晶などをつくって混入してこない限り飽和にならないため溶液中に残る。この操作を繰り返すことによって結晶の純度を高めることができる。

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大辞林 第三版の解説

さいけっしょう【再結晶】

〘化〙 固体物質の精製法の一。目的の固体物質を適当な溶媒に溶かし、再び結晶を析出させて不純物を除く方法。普通、温度による溶解度の差を利用して、高温度でつくった飽和溶液を冷却するか、あるいは、飽和溶液から溶媒を徐々に蒸発させる。
〘地〙 岩石をつくる鉱物が、温度・圧力などの変化により、固体の状態を保ちながら新しい結晶になること。 → 変成作用

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

再結晶
さいけっしょう
recrystallization

結晶性物質が溶液または融体からふたたび結晶として析出する現象、あるいはそのための操作をいう。金属、合金などでは、融点以下の温度における固相反応によって再結晶が進行することもある。
 溶液からの再結晶は、高温度の飽和溶液を冷却したり、溶媒を蒸発させて濃縮したり、他の適当な溶媒を加えたりして溶解度を低下させて行う。主として物質精製のために利用される。
 融体からの再結晶は、精製手段としてのほか、大形の単結晶を作製する目的で行われることも多い。金属材料の高温焼きなましも再結晶の一種であり、岩石の変成作用においても再結晶がおこる。これらは固相反応による再結晶の例である。[岩本振武]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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