4者会談

共同通信ニュース用語解説 「4者会談」の解説

4者会談

朝鮮戦争休戦協定に代わる朝鮮半島での恒久的な平和体制構築を目指す北朝鮮と韓国、米国、中国の4カ国による対話枠組みジュネーブを会談場所として、1997年12月に第1回会談が開かれた。議題設定を巡り協議難航を重ね、98年の第3回会談でようやく「緊張緩和」と「平和体制構築」の二つの分科委員会を設置することで合意した。しかし、在韓米軍撤退と米朝平和協定締結の協議を主張する北朝鮮と、難色を示す米韓の溝は埋まらず、99年8月の第6回会談を最後に中断した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android