Belgica Secunda(英語表記)BelgicaSecunda

世界大百科事典(旧版)内のBelgica Secundaの言及

【ベルガエ】より

…カエサルはベルガエの豪勇を伝えているが,諸部族間の統合を欠き,前57年カエサルによってほぼ征服され,前52年最も好戦的なベロウァキ族Bellovaciも平定されて,以後はしだいにローマ化した。アウグストゥス治下,この地は皇帝管轄属州ガリア・ベルギカGallia Belgicaとなり,ドミティアヌス治下にそこから上・下両ゲルマニア州が分離,さらにディオクレティアヌスの帝国再編でベルギカ・プリマBelgica Primaとベルギカ・セクンダBelgica Secundaの2州に分かれた。また,ベルガエの一部は前75年ころおよびカエサルのガリア征服の際,イングランド南部に渡り,カトゥウェラウニ族Catuvellauniを中心にローマのブリタニア侵略に抵抗した。…

※「Belgica Secunda」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android