小一薬草(読み)コイチヤクソウ

デジタル大辞泉 「小一薬草」の意味・読み・例文・類語

こ‐いちやくそう〔‐イチヤクサウ〕【小一薬草】

ツツジ科多年草。本州中部以北の高山帯針葉樹林下に自生。高さ約10センチ。葉は卵形。夏、釣鐘状の緑白色の花を総状につける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小一薬草」の意味・読み・例文・類語

こ‐いちやくそう‥イチヤクサウ【小一薬草】

  1. 〘 名詞 〙 イチヤクソウ科の常緑多年草。本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林内に生える。高さ約一〇センチメートル。葉は三~五枚ずつかたまって互生し、卵形で先はとがり縁に細かい鋸歯(きょし)がある。初秋花茎を直立し、先が五裂した白色の鐘形花を花茎の一側に偏して下向きにつける。こいちやく。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「小一薬草」の解説

小一薬草 (コイチヤクソウ)

学名Orthilia secunda
植物。イチヤクソウ科の常緑多年草,高山植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android