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HICAS

日本の自動車技術240選の解説

HICAS

・世界で初めてアクティブに後輪を操舵する4WS。・タイヤそのものではなく、クロスメンバ自体をラバーマウントの弾性範囲内で油圧アクチュエータで変位させる構造を採用。・コーナリングの横Gを検出して、電子制御により最大0.5度までの同位相操舵をするスポーツ4WS。保管場所日産自動車(株)車両先行開発部(〒243-0192神奈川県厚木市岡津古久560-2)
製作(製造)年1985
製作者(社)日産自動車(株)
資料の種類その他(資料のみ)
現状保存
型式名HICAS
通称名HICAS
会社名日産自動車㈱
搭載車名スカイラインR31
製作年1985
構造・方法・手段・方法等リヤセミトレーリングアームが取り付けられたクロスメンバの、左右支点(ラバーマウント部)に小型の油圧アクチュエータを設けて、電子制御により後輪を同位相に微小角度変位させる。世界初の後輪アクティブステア機構。スポーツ4WSに徹したため、低速時の逆位相操舵機構は採用していない。
機能・作用等30km/h以上で走行中に、車速及び車両横Gに応じて後輪を最大0.5度までアクティブにステアさせることにより、スタビリティを向上させる。特に高速コーナリングでのセーフティマージンを大きく改善。
技術要旨若干のアンダーステア特性を付与することにより、思い通りのコーナリング、安定した車線変更特性等を可能とした。
エピソード・話題性乗用車として世界で初めて商品化された四輪アクティブ操舵システム。この後逆位相操舵を有するSuper HICASへと発展する。
特徴同位相微小角度制御のスポーツ4WS。
参考文献スカイラインR31カタログ、広報資料

出典|社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について | 情報

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