世界大百科事典(旧版)内のMAUDの言及
【マンハッタン計画】より
…この再編成に伴い,亡命科学者たちは計画の意志決定からしだいに遠い立場におかれるようになった。 一方イギリスでは,40年3月にO.フリッシュ,R.E.パイエルスによりウラン235 235Uを用いた速い中性子による連鎖反応の考えが提出され,それを受けて6月に原爆問題の検討のためのモード(MAUD)委員会が設置された。また,J.D.コッククロフトによりプルトニウムを利用した原爆の構想が考えられ,これが41年の初めにアメリカのE.O.ローレンスに伝えられた。…
※「MAUD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」