世界大百科事典(旧版)内のACTH製剤の言及
【ACTH】より
…最近,ACTHの生合成に関する研究がすすみ,ACTHはリポトロピンなどとともに,さらに分子量の大きな共通の前駆体からつくられることが明らかとなり,その前駆体の全アミノ酸配列が決定されている。脳下垂体【石橋 みゆき】
[ACTH製剤]
薬としてのACTHは,草食獣の脳下垂体前葉から抽出したアミノ酸数39のペプチド,あるいはアミノ酸数24または18の合成ペプチドが用いられている。24個のものは,そのアミノ酸配列は天然のものの1番から24番とまったく同じ,18個のものは1番だけが異なっている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」