世界大百科事典(旧版)内のAdrianopleの言及
【エディルネ】より
…アジアとヨーロッパを結ぶ交通上の要路に位置し,現在はイスタンブール市場向けの農作物(小麦,野菜)の集荷地としての経済的機能を果たしている。この町の歴史は,古くトラキア時代にさかのぼるが,125年ころ,ローマ皇帝ハドリアヌスの再建によりハドリアノポリス(アドリアノープルAdrianople)として知られた。ビザンティン帝国時代をへて,1361年ころオスマン帝国領となり,1453年まで同帝国の首都として,バルカン支配の軍事的・政治的拠点となった。…
※「Adrianople」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」