世界大百科事典(旧版)内のAurの言及
【ぎょしゃ座(馭者座)】より
…略号はAur。天の川沿いの北天の星座。平たい五辺形を作るこの星座は,アテナイ王エリクトニオスの姿を描いている。生まれつき足が不自由で,4頭立ての戦車を発明し自在に走り回ったという。α星カペラは雌ヤギという意味で,彼の腕に抱かれた姿が描かれる。ε星は周期27.1年の長周期食連星で,その主星は直径が太陽の数十倍もある巨星である。伴星も太陽の二十数倍の質量をもつが,スペクトル観測からその直径はかなり小さく,高密度の星と考えられている。…
※「Aur」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」