デジタル大辞泉
「馭者座」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ぎょしゃ(馭者)座 (ぎょしゃざ)
Auriga
略号はAur。天の川沿いの北天の星座。平たい五辺形を作るこの星座は,アテナイ王エリクトニオスの姿を描いている。生まれつき足が不自由で,4頭立ての戦車を発明し自在に走り回ったという。α星カペラは雌ヤギという意味で,彼の腕に抱かれた姿が描かれる。ε星は周期27.1年の長周期食連星で,その主星は直径が太陽の数十倍もある巨星である。伴星も太陽の二十数倍の質量をもつが,スペクトル観測からその直径はかなり小さく,高密度の星と考えられている。この星座は天の川沿いにあるのでM37をはじめとし多数の散開星団が散在している。概略位置は赤経6h0m,赤緯+42°。午後8時の南中は2月中旬である。
執筆者:石田 五郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ぎょしゃ(馭者)座【ぎょしゃざ】
2月ごろの夕方,天頂近くに見える星座。α星はカペラ。五角形がよく目立つ。ギリシア神話で戦車を発明したというエリクトニオス王を象徴。
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