BCL(読み)ビーシーエル(その他表記)Broadcast Listener

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「BCL」の意味・わかりやすい解説

BCL
ビーシーエル
Broadcast Listener

海外諸国のラジオ放送聴取者の意。特に 1970年代に入って国内メーカーが,それまでは高価だった高性能受信機を比較的に廉価で販売するようになってから中,高校生の間に BCLブームが起った。国際化時代の先端をいく気分発見の楽しさがあったうえ,受信者が正確な番組内容,受信状態,意見を記して放送局に送ると,きれいなベリーカード (確認カード) が送られてくることも人気の的であった。

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世界大百科事典(旧版)内のBCLの言及

【海外放送】より

…国際放送,対外放送ともいう。他の国の一般聴取者に向けて意図的にかつ継続的に行われる放送。多くは短波を利用しているが,1990年代に入り,しだいに衛星利用のテレビ海外放送も行われるようになってきている。受信機さえ普及していれば,他の国のおおぜいの人々に対して同時に情報をとどけるには現状ではラジオがもっとも効率的である。世界的にみて国内ラジオ放送は1920年代に始まっているが,すでに28年,オランダが海外放送を開始している。…

※「BCL」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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