世界大百科事典(旧版)内のBrandt,M.A.S.vonの言及
【ドイツ】より
…このほかドイツの文化は,文学,教育,学術,美術,音楽などさまざまな面で近代日本に影響を与えた。ドイツ帝国政府と日本との外交関係は,オイレンブルクやその随員でのち日本公使となったブラントMax August Scipio von Brandt(1835‐?)が,宰相ビスマルクと親しかったこともあって,初めは良好のうちに推移した。だがビスマルクが引退してウィルヘルム2世の親政の時代になると,96年の三国干渉や〈黄禍論〉などが原因して両国の関係は冷却化し,第1次世界大戦では日本はドイツに宣戦している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」