世界大百科事典(旧版)内のChamaecyparisの言及
【ヒノキ(檜)】より
…細かい鱗片状の葉が圧着して,小枝に表裏の別があるヒノキ科の常緑高木(イラスト)。日本特産で,木材の用途がきわめて広い。 幹がまっすぐ伸び,ときに高さ50m,径2mに達する。幹の樹皮は帯赤褐色で縦に裂けて薄くはがれ,あとは赤みが強い。枝は密に分かれ,楕円状円錐形の樹冠をなす。小枝は扁平で,鱗片葉を十字対生し,葉は背腹面のものがひし形,側方のものが二つ折りで,先端は鈍形である。小枝背側(裏側)の各葉の境に白い気孔線があって,Y字形を呈する。…
※「Chamaecyparis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」