世界大百科事典(旧版)内のChrysospleniumの言及
【ネコノメソウ】より
…山地の湿地や水たまり,ときには水田にもはえ,しばしば群生するユキノシタ科の多年草で,早春,小さな目だたない花を開く(イラスト)。全体に淡緑色で,無毛,水気が多く軟弱である。蒴果(さくか)は上部が裂けて多くの種子をのぞかせるが,その果実のようすが,瞳孔を閉じた昼間のネコの目に似ているというので,この和名がつけられた。根茎は長く横にはい,花茎は立ち上がって葉を対生する。葉は広卵形で,縁に3~8対の内曲した鈍鋸歯がある。…
※「Chrysosplenium」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」