chrysotile(その他表記)chrysotile

世界大百科事典(旧版)内のchrysotileの言及

【アスベスト】より

…不燃材として古くから利用されている天然の無機繊維状鉱物の総称で,石綿(いしわた∥せきめん)とも呼ぶ。蛇紋石族または角セン石族の鉱物のうち,繊維状にほぐすことのできるものをいい,蛇紋石族の一種であるクリソタイルchrysotileは温石綿(おんじやくめん)とも呼ばれる。クリソタイルの化学組成はMg6Si4O10(OH)8。…

【蛇紋石】より

…名称はヘビの皮のような外観を示すことによる。アンチゴライトantigorite(葉片状),リザーダイトlizardite(塊状),クリソタイルchrysotile(繊維状,電子顕微鏡下ではパイプ状)の3種に分けられるが,これらが混じって出ることが多い。いずれも層状の結晶構造をもち,クリソタイルでは層が湾曲してパイプとなり,アンチゴライトでは波状の層が反転しながら連なっている。…

※「chrysotile」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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