D-グルカル酸(読み)グルカルサン

化学辞典 第2版 「D-グルカル酸」の解説

D-グルカル酸
グルカルサン
D-glucaric acid

D-glucosaccharic acid.C6H10O8(210.14).D-グルコ糖酸ともいう.D-グルコースのアルダル酸デンプンの硝酸酸化によって得られるが,天然にも存在する.融点125~126 ℃.+6.9→+20.6°(水).pKa 5.0(25 ℃).水,エタノールに可溶.容易に分子内ラクトンを形成する.1,4-モノラクトンは融点130~132 ℃.+37.9→+22.5°(水).β-グルクロニダーゼの強力な阻害剤である.[CAS 87-73-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む