世界大百科事典(旧版)内のeventの言及
【事象】より
…数学用語。偶然現象において,起こりうるそれぞれの可能性に対して確率を対応させようとするとき,その対象となる事柄が事象である。数学的には次のように記述される。例えばさいを投げる場合,それぞれの目が出るのはいろいろな偶然に支配される結果と考え,それら偶然をパラメーターωで表す。1の目が出たのはω1が支配した結果,2の目はω2が,……,6の目はω6が支配したものと考える。これらωを根元事象と呼び,根元事象の集合を事象という。…
※「event」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」