E,Z命名法(読み)イーゼットメイメイホウ

化学辞典 第2版 「E,Z命名法」の解説

E,Z命名法
イーゼットメイメイホウ
E,Z-nomenclature

Z,E命名法ともいう.1,2-二置換オレフィンの幾何異性の表記法として,従来cistransが用いられてきたが,これにかわる立体化学命名法.一般に,二重結合は平面構造をしており,その平面内で,二重結合をつくる原子に結合した基のうち,順位則上位のものが二重結合をはさんで反対側に出ているとき,ドイツ語のentgegenからとってEを,同じ側に出ているものにzusammenからとってZをつける.この方法は,オレフィン以外のオキシムのような二重結合化合物や共役のために二重結合性を帯びて平面構造をとる単結合化合物にも応用される.以下に例示する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む