世界大百科事典(旧版)内のFehling,H.vonの言及
【フェーリング液】より
…アルデヒドや還元性糖類の検出,定量に用いられる試薬。ドイツの化学者フェーリングHermann von Fehling(1812‐85)が1848年に創製したもので,銅(II)イオンの酒石酸錯塩を主体とする強アルカリ性の青色溶液をいう。長時間放置すると分解して還元性物質を生じるので,あらかじめ次のA,B2液を別々に調製しておき,使用直前になって両液を等量混合して用いる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」