世界大百科事典(旧版)内のHarīRūdの言及
【アフガニスタン】より
…集落の高度は標高約400mから2600mに及ぶ。主要河川としては,中央山地に源を発し,東流してパキスタンに入ってインダス川に注ぐカーブル川,同じく中央山地に発して南西に流れ,イランとの国境付近の湖に注ぐヘルマンドHelmand川,西流してヘラートの地名の起源となったハリー・ルードHarī Rūd川,およびパミールから流れ出て,その上流部がタジキスタン,ウズベキスタンとの国境をなすアム・ダリヤなどがある。ヒンドゥークシュ山脈を南北に越えるおもな峠としては,カーブル寄りには,アレクサンドロス大王や玄奘が通ったハーワークKhāwak峠(3600m),1932年に自動車道として開かれたシバルShibar峠(3260m),および64年にサーラングSālang峠(4075m)の下に開通したトンネル(3363m,長さ2.7km)がある。…
※「HarīRūd」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」