世界大百科事典(旧版)内の《Imageàlasauvette》の言及
【カルティエ・ブレッソン】より
…また1935‐39年にはポール・ストランドやジャン・ルノアールらのもとで映画の仕事にも携わり,第2次大戦ではフランス軍の映画写真班として従軍し,ドイツ軍に捕らえられた。彼の名を不朽のものにした写真集《決定的瞬間》(1952年刊,英語題名《The Decisive Moment》,フランス語題名《Image à la sauvette(こっそりと撮られた映像)》)は,この時期(1932‐52)の写真を集大成したものである。小型カメラ(ライカ)を〈自分の眼の延長〉と考える彼の写真は,ものごとを変型したり演出したりして,自分のイメージにひきよせてつくられていない。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」