istōr(その他表記)istor

世界大百科事典(旧版)内のistōrの言及

【裁判】より

…ギリシア語で裁判はディケdikē(〈裁決〉〈正義〉の意)と呼ばれ,ホメロスでは軍事指揮者と祭祀主宰者を兼ねる王(バシレウスbasileus)が,裁判者の機能をも兼ねていた。殺人の賠償金の支払をめぐる争いを裁くため,民会agorēにおいて〈審き人istōr〉(〈知っている者〉の意)の職務を行っているのはこのような王であったにちがいない。ここでは民会が民衆法廷の機能を果たしている。…

※「istōr」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む