《Kathāsaritsāgara》(その他表記)Kathasaritsagara

世界大百科事典(旧版)内の《Kathāsaritsāgara》の言及

【説話文学】より

…グナーディヤの大説話集《ブリハット・カター》は,パイシャーチー語というプラークリット語の一種で書かれ,10万頌から成る雄編であったというが,散逸して伝わらず,後にサンスクリットあるいはプラークリット語によって改作されたものが数種伝わっている。これらの改作本のうち最も有名なのは,ソーマデーバ作の《カターサリットサーガラKathāsaritsāgara》(12世紀)で,サンスクリットの韻文で書かれ,350種の興味ある物語を含んでいる。これらの大説話集の流布は説話文学の流行を促し,小規模の娯楽的,通俗的な説話集が多く作られた。…

【ブリハット・カター】より

…10万頌の詩句から成り,パイシャーチーPaiśācī語という俗語で書かれたと伝えられ,バッツァ国のウダヤナ王の結婚と王子ナラバーハナダッタの冒険物語を枠物語とする説話集であったらしいが,原本は散逸して現存せず,サンスクリットで要約した改作本が数種伝わっている。改作本のうち最も有名なのはソーマデーバSomadeva(11世紀)の《カターサリットサーガラKathāsaritsāgara》で,18巻2万1388頌の美しいサンスクリットの韻文から成り,350種の興味ある物語を含んでいる。ジャイナ教徒サンガダーサガニンSaṅgadāsagaṇinの《バスデーバヒンディVasudevahiṇḍi》は,マーハーラーシュトリーというプラークリット語(俗語)で書かれ,ジャイナ教化された《ブリハット・カター》の改作本とみなされ,その原形を探るうえに大きな役割を演ずるものとして注目されている。…

※「《Kathāsaritsāgara》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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