世界大百科事典(旧版)内のkudümの言及
【ナッカーラ】より
…西洋のティンパニの元祖である。またトルコのスーフィーの宗教音楽や伝統的芸術音楽では,ナッカーラと同種の太鼓をクデュムkudümと称する。 ナッカーラは13世紀に地中海やバルカン半島からヨーロッパに広まり,また貿易路を通ってインドまで達し,ナーガーラーnāgārāなど鍋形太鼓の名称となっているが,とくにインドではいろいろの形の太鼓にもこの語の変形の名称をつけ,混乱がみられる。…
※「kudüm」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」