世界大百科事典(旧版)内のLampranthusの言及
【マツバギク】より
…ツルナ科の多年生多肉植物(イラスト)。輝くような花を多数つけ,園芸的には多肉植物としてよりも花卉(かき)として栽培される。南アフリカのケープ州の原産で,明治の初期に日本に渡来し,暖地に広がった。茎はやや木質化し,カーペット状に群生する。葉は対生し,多肉質の線形で,やや3稜をなし,上向きに反り,基部は合着し,先端はとがり,長さ3~6cm。4~6月,茎の先端にふつう1花を頂生する。花径は5~7cm。花弁は多数で,一見キクの花に似るが,花の中心に多数のおしべと5心皮がある。…
【メセン(女仙)】より
…花は直径4cmくらいで,花色は赤,桃,白,淡黄色がある。(2)多年生で有茎群 木質化した明瞭な茎があり,代表的な属にマツバギク属Lampranthus,デロスペルマ属Delosperma,オスクラリア属Oscularia,ルシア属Ruschia,トリコディアデマ属Trichodiademaなどがある。デロスペルマ属は約125種を含み,葉に半透明の乳頭状突起を持つ種が多い。…
※「Lampranthus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」