世界大百科事典(旧版)内のLaporteaの言及
【ムカゴイラクサ】より
…山地の木陰に生えるイラクサ科の多年草で,葉や茎に刺毛があってさわると痛い(イラスト)。茎は高さ40~70cm。葉は卵状楕円形で,長さ5~15cm。ともに刺毛を散生する。刺毛には酸が含まれていて,皮膚に刺さると痛みがしばらく持続する。雄花と雌花があり,雌雄同株。雄花の花序は雌花の花序より下方につき,葉より短い。雌花の花序は長い柄があり,茎の上部からつき出ている。雄花の花被は5枚。雌花の花被は4枚あり,うち2枚が花後大きくなって果実を包みこむ。…
※「Laportea」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」