Maerlant,J.von(その他表記)MaerlantJvon

世界大百科事典(旧版)内のMaerlant,J.vonの言及

【オランダ語】より

…(c)子音群hsが同化によってssになる。(2)中世オランダ語(これはディーツ語Dietsと呼ばれることもある)の時代には,ネーデルラント南部(現在のベルギー)において文学活動が盛んになり,12世紀にはリンブルフ地方に,ドイツとも密接な関係をもつフェルデケHendrik van Veldekeが,13世紀にはフランドル地方に,教訓的な著作で名高く,言語の面でも後に大きな影響を及ぼすマールラントJacob van Maerlant(1221ころ‐1300ころ)らの詩人や作家が現れる。マールラントに見られるように,当時の書き言葉は,単一の方言によるものではなく,種々の方言の諸要素から成り立つものであった。…

※「Maerlant,J.von」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android