世界大百科事典(旧版)内の《Masālikal-abṣārfīmamālikal-amṣār》の言及
【百科事典】より
…全体は〈地誌〉〈人間〉〈動物〉〈植物〉〈歴史〉の五つの学芸(ファンヌfann)からなり,それぞれの学芸はさらに細かな章節に分かれている。同じくナーシル時代にエジプト・シリアの文書庁に勤務したウマリーは,その経験をもとに20巻余の《諸国道里一覧Masālik al‐abṣār fī mamālik al‐amṣār》を著した。この書は〈土地〉と〈住民〉の2部からなるが,第1部は章ごとに各地の地誌を記し,第2部は宗派や歴史の解説に当てられている。…
※「《Masālikal-abṣārfīmamālikal-amṣār》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」