マレーシア航空
マレーシア を代表する航空会社で、東南アジア で最大規模の路線網を持つ。1947年に前身 のマラヤ航空が初就航。2013年2月、日本航空 と同じ航空連合 「ワンワールド 」に加盟した。今年3月 、乗客乗員239人を乗せたクアラルンプール発北京行きの便が南シナ海上空で消息 を絶った。7月 にはアムステルダム発クアラルンプール行きの便がウクライナ東部で墜落し、乗客乗員298人全員が死亡した。(クアラルンプール共同)
更新日:2014年8月29日
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マレーシア航空 まれーしあこうくう Malaysian Airlines System Berhad
マレーシアの航空会社。略称MAS 。1937年に小型飛行機でシンガポール とクアラ・ルンプール 、イポー 、ペナン の間を結ぶマラヤン航空Malayan Airways Ltd.(MAL)として航空サービスを開始した。MALはストレイツ・スチームシップStraits Steamship社、イギリスのオーシャン・トランスポート・アンド・トレーディングOcean Transport and Trading社およびインペリアル航空Imperial Airwaysの3社が共同して設立した。
MALは1947年、インドネシアのバタビア (現、ジャカルタ )、ベトナムのサイゴン (現、ホー・チ・ミン)などとの間の国際路線に乗り出した。1958年には、BOAC (ブリティッシュ・エアウェイズの前身)、オーストラリアのカンタス航空Quantas Airways、マラヤ連邦 、同連邦 の独立に参加したボルネオ の地方政府(サバ州政府)の四者の出資 に基づく公開有限会社public limited company となった。1963年にはマレーシアの建国 により、社名 をマレーシアン航空Malaysian Airways(MAL)に変更。さらにマレー地方の各政府が航空整備強化の必要性を認識するなかで、1965年にはボルネオ航空Borneo Airwaysを合併 。1966年にはマレーシア、シンガポール両政府の共同経営となり、マレーシア・シンガポール航空 Malaysia-Singapore Airlines(MSA )と改称 、1971年には共同経営を解消し、MSAはマレーシア・エアラインズMaraysia Airlines Berhadとシンガポール航空に分割された。マレーシア・エアラインズは1972年、現社名に改称した。1985年、マレーシア航空は巨額の航空機購入資金の必要性から民営化に着手 、株式をクアラ・ルンプール証券取引所に上場し、1992年9月に3億5000万株の普通株が発行された。
2000年代に入り赤字に陥ったMASは、2006年に再建計画を策定。国際路線の一部を廃止、国内路線の多くを手放した。従業員数は1万9596人(2006年末現在)、保有する運航機材は79機(2008年1月現在)。2010年時点で、世界67都市、国内15都市を結んでいる。なお、日本には東京と大阪に就航している。2008年の純資産は18億7923万リンギット、売上高は150億3530万リンギット。
[上川孝夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) 日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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マレーシア航空 マレーシアこうくう Malaysia Airlines
マレーシア の国営航空会社。2011年初現在,世界 100ヵ所以上の都市に定期便を運航し,多数のチャーター便も飛ばしている。1947年マラヤ航空として設立,1963年マレーシア連邦の成立に伴ってマレーシア航空と改められ,1965年シンガポール が連邦から独立したためマレーシア・シンガポール航空と改称した。その後 1971年にシンガポールの持株が引き揚げられたため,1972年から純国営のマレーシア航空システムとして運航を開始した。1987年現名称に変更。現用ジェット旅客機は 2011年初めの時点で 80機をこえ,さらに 6機のエアバスA380 など 50機以上を発注している。100%子会社として格安航空 LCCのファイアフライ,地域航空 の MASウィングス,貨物航空の MASカーゴを擁する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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