世界大百科事典(旧版)内のMERZの言及
【シュウィッタース】より
…第1次大戦末以来ダダから構成主義へと歩み,廃品や印刷文字を素材にして造形に新機軸を出した。一連の作品をみずから〈メルツMERZ〉(〈コメルツKOMMERZ(商業)〉からの切取り)と呼び,それは詩やコラージュから舞台,建築に及ぶ。それらを集大成したハノーファーの自宅〈メルツバウMerzbau〉(1920)は,音声の構成詩〈原ソナタUrsonate〉とともに代表作である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」