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時の間 ときのあいだZwischen den Zeiten

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

時の間
ときのあいだ
Zwischen den Zeiten

最初はドイツの神学者ゴーガルテン小論文に付された表題であったが,1922年から 33年までの 10年間バルトトゥルナイゼンゴーガルテンをはじめブルンナーメルツブルトマンバルトの弟ハインリヒなどの神学者,哲学者らに加えて教育学者,医学者らが参加した機関誌の表題として広く知られるようになった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ときのあいだ【時の間 Zwischen den Zeiten[ドイツ]】

K.バルト,E.トゥルナイゼン,F.ゴーガルテン,メルツG.Merzを共同編集者として,1922年から隔月発行された神学雑誌。その数年前から彼らを中心として動きはじめていた〈弁証法神学〉と呼ばれる新しい神学運動がこの雑誌によって推進された。しかし,やがてゴーガルテンがドイツ・キリスト者信仰運動に接近し同調するに及んで,バルトとの間に対立が生じ,33年に廃刊となった。【井上 良雄

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世界大百科事典内の時の間の言及

【トゥルナイゼン】より

…クッターH.Kutter,C.ブルムハルトの影響を受け,バルトらとともに〈弁証法神学〉の運動を始めた。同運動のための1922年発刊の雑誌《時の間》にも共同編集者として加わった。30年からバーゼル大学教授として勤務するかたわら,同地のミュンスター教会牧師。…

【バルト】より

…それはさらに根本的に書き改められて,22年に再版されるが,これが大戦後の神学界に強烈な影響を与え,やがて〈弁証法神学〉という名で呼ばれる新しい神学運動の出発点となる。 21年にバルトはゲッティンゲン大学に招かれて,神学教師としての道を歩きはじめるが,22年にトゥルナイゼン,メルツG.Merzと共同編集で雑誌《時の間》を発行。バルトはこれに次々と有力な論文を発表して,その思想を展開していった。…

【弁証法神学】より

…F.ゴーガルテンはこれに共鳴して《我は三一の神を信ず》(1926)を著し,E.ブルンナーは《神秘主義と言葉》(1924)を著した。さらにE.トゥルナイゼンやメルツG.Merz(1892‐1959)も加わって,1922年に雑誌《時の間》を刊行した。 しかしやがてゴーガルテンは民族性重視に傾いて脱落し,ブルンナーは自然神学の問題で渡り合い,R.K.ブルトマンは実存論的解釈学を主張して別れ,バルトのもとに最後まで残った盟友はトゥルナイゼン一人であった。…

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