世界大百科事典(旧版)内のMonrealeの言及
【パレルモ】より
…ビザンティン時代,イスラム時代も同様に遺品は少ないが,ノルマン時代の美術には,それ以前の美術様式を伝えるものがある。つまり,近郊のモンレアーレMonrealeの大聖堂サンタ・マリア・ラ・ヌオバ(12世紀末)のモザイクはビザンティン様式を伝え,ノルマン宮殿カペラ・パラティーナ(1132‐40)の壁画には,ロマネスク,イスラム,ノルマンの絵画様式が混在している。パレルモの大聖堂サンタ・マリア・アッスンタ(1185)はノルマン・ゴシック様式の代表例であり,付属博物館を有する。…
※「Monreale」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」