世界大百科事典(旧版)内のNeuschwansteinの言及
【バイエルン】より
…同市のビールは〈オクトーバーフェストOktoberfest〉とともに名高い。風光明媚のアルプス山地,中世都市の面影を濃く残すロマンティッシェ・シュトラーセ,ルートウィヒ2世のノイシュワンシュタインNeuschwanstein城など,観光資源にも富む。
【歴史】
[バイエルン大公国の成立]
アルプス以北の高原地帯には,紀元前1千年紀の半ば以降ケルト人が住み,ドナウ川流域の大都市マンヒングをはじめ,ここにもラ・テーヌ文化が栄えていた。…
【離宮】より
…イギリス,ブライトンの離宮〈ローヤル・パビリオンRoyal Pavillion〉(1815‐23)は,19世紀初頭の異国趣味を反映して〈インド・イスラム式〉と称する特異な形態で知られる。バイエルン国王ルートウィヒ2世が建てたノイシュワンシュタインNeuschwanstein城(1870年代)は,王の狂気の所産とはいえ,都市的日常性を離れた環境を楽しむ場所としての離宮の性格を十分に備えている。ウィラ宮殿【桐敷 真次郎】。…
【ロマンティッシェ・シュトラーセ】より
…〈ロマンティック街道〉を意味するが,呼称の起源は古いものではなく,この街道筋にそってローテンブルク,ネルトリンゲンをはじめ中世のたたずまいを残す小都市が連なっているため,第2次大戦後,観光客誘致のために開発された。フュッセンの近くには,バイエルン王ルートウィヒ2世の建造によるノイシュワンシュタインNeuschwanstein城がある。【三浦 徹】。…
※「Neuschwanstein」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」