内科学 第10版 「REM睡眠行動障害」の解説
REM睡眠行動障害(睡眠異常)
軽症例では寝言や床の中で四肢の異常運動がみられる程度であるが,重症例では徘徊したり,過激な情動表出や暴力行動がみられる.本症の60%は特発性であるが,Parkinson病,びまん性Lewy小体病などの神経変性疾患の症状としても重要である.[黒岩義之]
■文献
大川匡子,内山 真:睡眠障害.ダイナミック神経診断学(柴崎浩編),pp303-312,西村書店,新潟,2001.
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報