世界大百科事典(旧版)内のSūryaの言及
【ウマ(馬)】より
…馬の象徴的意味内容は,主としてその肉体的能力(牽引,騎乗などに利用),怜悧(れいり)な判断力,さらに加えて毛色(とくに白と黒)に基づく。まず馬(とくに白馬)は太陽神(ギリシアのヘリオス,インドのスーリヤSūryaなど)の乗る車を引く聖獣とされ,さらに太陽そのものの象徴ともなる。他方,死者の車を死の国に引きゆく獣でもあり,それゆえ死者とともに葬られる例が多く,馬の像(テラコッタ),馬具などを副葬品とすることもある。…
※「Sūrya」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」