世界大百科事典(旧版)内のSAO星表の言及
【星表】より
…初版AGK1星表は1890‐1910年に出版,14.4万の星を記載,のちに緯度帯を拡張し,また固有運動の精度を向上して1960年代には第3版AGK3星表が編纂(へんさん)され,結局20万の星がFK4に準拠して記載された。SAO星表(Smithsonian Astrophysical Observatoryの略)は人工衛星の写真観測の基準とするために,星の全天一様な分布を目標としてAGK2とケープ天文台の緯度帯カタログから星を選んだ星表で,25.9万の星を記載し,位置と固有運動はFK4に準拠し,精度±0.″1を目標とする。またスペクトル型も記載してある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」