世界大百科事典(旧版)内のShoreaの言及
【フタバガキ(双葉柿)】より
…1977年に発見された南アメリカの種類もアフリカのものに近い。東南アジアのフタバガキ科は木材の利用上きわめて重要で,それにはラワン・メランチ類(Shoreaなど),アピトン・クルイン類(Dipterocarpus),カポール(Dryobalanops)など,日本の木材市場で広く知られるものが含まれる。リュウノウジュ属Dryobalanopsの樹木からはショウノウ(樟脳)に似た成分のリュウノウ(竜脳,ボルネオール)が得られる。…
【ラワン】より
…フタバガキ科に属する一部の樹木およびその木材を総称するフィリピン名で,サラノキ属Shorea,パラショレア属Parashorea,ペンタクメ属Pentacmeの3属約10種からなる。いずれも樹高50~60m,直径1~2mになる大高木で,下から上まで同じ太さの幹をもつ。…
※「Shorea」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」