世界大百科事典(旧版)内のSMC法の言及
【不飽和ポリエステル樹脂塗料】より
…不飽和ポリエステルとビニル系モノマー(多くの場合スチレンモノマー)とを塗膜形成主要素とする塗料。塗料の乾燥にあたっては,反応開始剤(過酸化ベンゾイル,過酸化メチルエチルケトン)と硬化促進剤(オクトイン酸コバルト,ジメチルアニリン)が慣用される。厚塗,短時間乾燥が可能で,化学抵抗性が高く,耐熱性,電気絶縁性に優れるが,多液型としなければならない点が不便である。用途は木工塗装用。【大藪 権昭】…
※「SMC法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」