マルチコーティング(読み)まるちこおていんく,まるちこーてぃんぐ

カメラマン写真用語辞典 「マルチコーティング」の解説

マルチコーティング

 レンズの表面には、通常、コーティングと呼ばれる反射防止膜が蒸着されている。最初はフッ化マグネシウムなどの層をコーティングしていたが、旧ミノルタが2種類の層を重ねて蒸着する「アクロマチックコーティング」を開発。これによって、レンズの表面反射が大幅に減り、透過率が増えたために、レンズ表面が緑色に見えた。また、カール ツァイスはそれ以上の層をコーティングする技術を戦前から持っていた。その後、ペンタックスが7層ものコーティング膜を蒸着する「スーパーマルチコーティング」(SMC)、カール ツァイスが独自の色再現をするT*コーティングなどを開発。汚れのつきにくい、撥水・撥油性能までもつレンズも現れている。いまではマルチコーティング=多層膜コーティングは常識になっている。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む