世界大百科事典(旧版)内のSmilaxの言及
【アスパラガス】より
…スギノハカズラA.sprengeri Regel.は高さ1~2mとなりよく分枝し,小枝は十字状に対生し,仮葉は線形で扁平,黄緑色で光沢がある。クサナギカズラ,通称スマイラックスA.medeoloides Thunb.(英名smilax)はつる性で仮葉は小卵円形で互生する。白色小花をつけ香りがよい。…
【サルトリイバラ】より
…山地の明るい林縁に多いユリ科のつる植物で,低木に絡まってやぶをつくる。茎には堅いとげがあり,茂ると山道の通行のじゃまとなることが多い。葉は円形または楕円形で,葉先は短く突出する。質は厚く,表面には光沢がある。全縁で左右に数本のはっきりした平行脈がある。葉柄には托葉があり,その先端は巻きひげに変化する。花は散形花序につき,4~5月に咲く。雄花と雌花があり,雌雄異株。果実は球形で秋に熟し,赤くて美しい。…
※「Smilax」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」