世界大百科事典(旧版)内のTethysの言及
【古生代】より
…このころ地球上の他の部分には大陸はなく,この超大陸のみの単調な海陸分布となっていた。両大陸の間には赤道沿いにテチスTethys海が湾状に広がり,三葉虫,フズリナ(紡錘虫)をはじめとする海生生物が繁栄し,日本列島のもとになる堆積域もこの範囲に含まれていたと考えられる。 シルル紀後期~デボン紀初期,石炭紀~二畳紀にそれぞれ大きな地殻変動が世界各地で起こり,代表的な地域の名をとって,それぞれカレドニア,バリスカン(ヘルシニアン)造山運動と呼んでいる。…
※「Tethys」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」