世界大百科事典(旧版)内のViburnumの言及
【ガマズミ】より
…山野に普通にみられるスイカズラ科の落葉性低木(イラスト)。赤く熟した実を子どもが食べる。枝は柔軟性があり,しかも強靱で折れにくいため,道具類の柄にする。また枝をねじって薪をたばねるのに使ったり,かんじきの材料とする。魔よけになるとして杖にする地方もある。和名の由来はよくわかっていないが,ズミはすっぱい実の意味とする考えがある。高さ2~4m,よく分枝する。葉は対生し広卵形から円形,裏面には星状毛,単毛,腺点が多い。…
※「Viburnum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」