珊瑚樹(読み)サンゴジュ

デジタル大辞泉の解説

さんご‐じゅ【××瑚樹】

木の枝の形をしているサンゴ
スイカズラ科の常緑小高木。葉はやや大形の倒卵形でつやがある。夏に白い小花を密につけ、実は熟すと赤くなる。関東南部以西に分布する。きさんご。 実=秋 花=夏》

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大辞林 第三版の解説

さんごじゅ【珊瑚樹】

スイカズラ科の常緑高木。暖地に自生し、また生け垣・防風林・防火樹などとして栽植される。葉は長楕円形で光沢がある。夏、枝端に白色小花を多数円錐状につけ、秋、赤熟する楕円形の液果を結ぶ。キサンゴ。
樹枝状のサンゴ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さんご‐じゅ【珊瑚樹】

〘名〙
① 木の枝の形をした珊瑚。
※明極楚俊遺稿(14C中か)示堅大師参方「昨夜鯨呑海水乾。忽然露出珊瑚樹」 〔晉書‐石崇伝〕
② スイカズラ科の常緑小高木。本州の関東南部以西、四国・九州の暖地の山地や海岸に自生し、防風林や生垣に利用される。幹は高さ三~六メートル。葉は対生し光沢があり、質厚く、楕円形または倒長卵形で、長さ一〇~二〇センチメートル、幅四~八センチメートル、初夏、二対の葉をもつ短枝の先端に先が五裂した筒状の小さな白い花が円錐状に多数密集して咲く。果実は長さ七~八ミリメートルの楕円形で赤熟する。材は木目が細かいので、ろくろ細工に使う。円錐状に密生した果実をサンゴにみたててこの名がある。きさんご。さんごじゅぼく。やぶさんご。いぬたらよう。しまたらよう。めたらよう。《・秋》
▼さんごじゅの花 《季・夏》
※俳諧・犬子集(1633)四「山の腰の枝珊瑚樹かこいもみぢ〈親重〉」

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